プロスピ・パワプロ 選手査定倉庫

主にプロ野球選手をプロスピ、パワプロで再現していくブログ(?)です。

ストレートにノビがあるって何なの?

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皆さんこんにちは。いつもは適当にパワプロの再現選手投稿している僕ですが、再現選手だけ投稿してるブログって味気ないなあ何て勝手に思っちゃったので、初めてブログっぽい事をやってみようと思いたってこの記事を書く事に至りました。一つ、僕は文章を書くのが物凄く苦手なので温かい目で見ていただけたらなと思います。

さて、本題ですが皆さんはプロ野球の試合を見ているとき解説者や実況者が「ストレートがノビていますね」といったフレーズを聞いた事はあるでしょうか。多分、プロ野球良く知っている方々なら一度は必ず聞いている言葉だと思います。昔ながらの実況パワフルプロ野球パワプロクンポケットといった人気野球ゲームでもこのノビといった概念は特殊能力として出ているので野球によく詳しくない方でも馴染み深い言葉なのかなと思います。今回はこの記事でそのストレートのノビについて軽く触れていこうと思います。

そもそもストレートのノビるって言葉だけて見れば、普通に投げたボールがグングン加速されるようなイメージを持つかと思います。ですが、力学上そんなことはまずあり得えないので切り捨ててください。昔、どこかの掲示板である人が「中村(去年日ハムで引退した中村勝)は確かにガンでは中村の速球は140km/h台だけど、腕の振りが大きくて速く、初速から既にMAX近いスピードで打者の前でも加速し続けてるから早い距離が25mくらいあれば150後半は出てるよ彼」などと、とんでもない伝説的な迷言を残していました。ボールを普通に投げれば回転しますが、ボールが回転した分空気抵抗という「抗力」が発生し、こいつがボールを減速させる力として働きます。つまり、必ず初速から終速は落ちていくものなのです。

これを踏まえた上で「一般的に認知されているノビ」は同じ初速で普通の直球よりもキャッチャーミットに到達する時間(終速)が速い事を言います。終速が落ちない球ともいえ、パワプロでもこういったように特殊能力で定義されていますね。

皆さんは直球にノビがある投手は、この投手だ!という選手はいますでしょうか。僕の中ではやっぱりオールスターの試合で全球直球勝負ながらアレックス・カブレラ小笠原道大から二者連続三振を奪った藤川球児選手ですね。と、いうかみなさんがこの投手を挙げられると思います(笑)

で、この藤川球児選手のストレート。よく空振りを奪うと「回転数が多いので、初速と終速がの差が小さいので空振りを~」と解説でよく聞ききますね。曖昧な部分が多く、何となくで受け流しにしてしまっているこのフレーズ、本当にそうなのでしょうか?実はもう5年前に答えがでています。

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これ。藤川選手と上原選手の初速と終速について詳しくデータで掲示されています。二人とも「ノビ」がある直球、回転数が多い事で知られていますが、見ればわかる通り、初速と終速の差が大きいのです。つまり普通の投手よりキャッチャーミットへの到達速度が遅いのです。まあ、なので言ってしまえば数々のパワプロ作品で藤川選手につけられてきたパワプロの特殊能力、ノビは間違いだし解説の言ってることも適当だったということなんですね。

 

じゃあ、なんで逆に初速と終速の差が開くのかという疑問に達しますね。これも先ほどのURL先の記事にヒントが隠されています。最後の方に藤川選手、上原選手ともに「ホップ量」で高い値を出していましたね。ちなみに、ホップ量といっても実際に浮き上がる訳ではなく、普通の人が投げるストレートと比較した場合のホップ量なのでここは勘違いしないでください。よく、「藤川選手のストレートは浮き上がる」と選手が表現していますが正しくは「普通の人が投げるストレートより沈まないストレート」ということですね。で、このホップ量を上げるに必要な要素の一つとして挙げられるのは回転(スピンレート)の多い直球で、回転がかかるほど最初に「抗力」として出た空気抵抗が大きくなるので初速と終速の差がついてしまうのです。また、ホップ量を上げる二つ目の要素は高回転かつ「ボールの回転軸が限りなく180度に近い」ことで、この二つの要素が組み合わさるとストレートが浮き上がるように錯覚します。そのためバッターは通常通りのイメージで振りにいくが、放物線の軌道から外れ重力に逆らったよりストレートに近い軌道がくるため、ポップフライや空振り、ファールを生み出せているのです。簡略的にこれが正しい「ノビ」です。

 

もっとちゃんと書くつもりで直球のキレについても触れる予定だったんですけど、お腹すいてきたのでこの辺りで切り上げます。気分になればまた書くかもしれません。